変わるべきもの変わるべきではないもの(マジョマジョ炎上に思うこと)

マジョリカマジョルカという資生堂の化粧品ブランドが広告イメージの方向転換を行い軽く炎上した。

 

マジョマジョ、というとドラッグストアで変えるレベルの安価な化粧品の中では比較的世界観が尖っている方で、童話的なイメージとキャッチコピーが印象的な、いわゆる「キャラが立った」ブランドだ。

 

ある程度の期間続けているブランドだと、顧客の高齢化は避けられない問題だし、定期的に新規層を開拓する必要がある。恐らく企画やデザイナーの職に就いている人たちは「何を残し、何を切り捨てるか」の選択に日々頭を悩ませているはずだ。

 

思い切った方向転換の裏には深刻な売上低下があるのかもしれないし、経営的な事情があるのかもしれないし、はたまた数年後を見越した緻密な計算があるのかもしれない。ただの失敗かもしれない。話題性を狙った炎上商法かもしれない。いずれにせよこの判断が正解だったのか、転換時に分かることは無い。1年後あれは英断だったと言われているかもしれない。

 

長く続けるブランドの「イメージを変えるべきか、変えざるべきか」問題は新しいものを作るより難しい問題だし、正解もない。